マンガ同好会
三年、四年と担任の教諭は八子(やこ)先生だった。
思い起こせば、原由子さんを少し背を高くしたような感じだった。
四年生のころに藤子不二雄さんの「まんが道」に影響を受けてマンガを描いてみることにした。
「Gペン」とか「インキ」に「ケント紙」を近所の文房具屋さんで調達した。
お小遣いがそれで底をつくので、親父に頼んで「スクリーントーン」や「雲型定規」を上手いこと言って仕入れてもらった(苦笑)。
ハッキリ言って絵は下手である。
でも、影響を受けたからには描かずに居られない。
「へんてこ宇宙人タコハチ」とかいう藤子キャラに似たタコの宇宙人がドラえもんのように活躍(?)する物語を創った。
もちろん、描いたからには読んでもらわないと意味がない。
そこで、クラス内で作者(!)を募集してマンガ同好会を設立し、八子先生に駆け寄って毎週印刷をして配ってもらうようにお願いした。
給食が終わった後の昼休みや放課後に机を並べて“俄か編集部”を作った。
当然ながら、言い出しっぺのわたしが編集長だった。
発行した同人誌は「週刊どぼん」。
「ジャンプ」の反対で飛び込んじゃった訳だが、名前に反して半年ほど発行が続いた。
生徒のやることを温かく見守ってくれた、八子先生に改めて感謝したい。
当然ながら「将来なりたい職業」は“マンガ家”に変わった。








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